[コラム]バックスのG・アデトクンボがPGに転向?

Written By Scott Howard-Cooper/NBA.com, Translated by Masanori Itaya

ならばポイントガードはどうか。

「ありがとう」。

そう答えたキッドHCは、アデトクンボを司令塔としてチームを牽引させるための準備を進めている。サマーリーグを通して彼の適性を確かめている。キッドHCはサマーリーグ1戦目の一部と2戦目の大半、そして3戦目のユタ・ジャズ戦が行なわれたトーマス&マック・センターで“ギリシャ・フリーク”(注:ギリシャ出身のアデトクンボの愛称)のことをさらに詳しく知ろうとしている。

バックスはこの件を真剣に検討しており、レギュラーシーズンの先発ポイントガードとして起用する可能性もある。そして、アデトクンボ自身も、それを意識している。

仮に、2014-15シーズンでアデトクンボがポイントガードとして機能せず、現行通りにブランドン・ナイトとネイト・ウォルターズを起用することになったとしても、これはあくまで長期的に見たテストだということを忘れてはならない。

昨年9月に206cm、86kgだったアデトクンボは、シーズン終盤には209.5cm、98kgまで成長した。ポイントガードとして成長する頃には、211cmにまで成長しているかもしれない。

殿堂入り候補のポイントガードであるキッドHCは、「練習でも見てきたから、選手のサイズにかかわらずボールを持った状態で最も力を発揮できるバランスを見極めている。少しずつボールを持って、チームを牽引できるようになってもらいたい」とコメントしている。

「現在のメンバーには、Bナイトやヤニスなど、プレーメイクを任せられる選手が複数いる。彼らが共にプレーすれば、試合を楽に運べるようになる。ヤニスのポイントガードが不安というわけではないが、まずは、ロスターがどのように機能するのかを見てみる必要がある」。

それは、アデトクンボがポイントガードとして出場した現地14日の夜のことだった。彼は、32分間で5アシストを記録したものの、4つのターンオーバーを犯した。また、フィールドゴールは16本中6本の成功で、15得点をマーク。これらはウォルターズと同時にコートに立っていた時間がほとんどだった。これは、もはやオーディションと言えよう。

「ボールを持つ時間が長くなるにつれて、落ち着いてプレーできるようになる」と、アデトクンボは言う。

彼はさらにボールを持つ時間を増やすだろう。トレーニングキャンプまでは確実にそうだと言える。バックスは、アデトクンボが厳しいマッチアップをこなして多彩さに磨きをかけることで、ドラフト全体2位で指名したジャバリ・パーカーをスモールフォワードとしてプレーさせるということに可能性を感じている。アデトクンボは昨季、スモールフォワードもしくはパワーフォワードとして出場していた。

アデトクンボをポイントガード、ナイトをシューティングガードで起用することは、互いにシュートレンジが狭いため苦労するかもしれないが、ナイトがポイントガードを守り、アデトクンボがより大きなガードとマッチアップすることで、ディフェンス面での貢献が期待できる。そうすれば、パーカー、アーサン・イリヤソバ、そしてラリー・サンダースというフロントコートを形成できる。

アデトクンボは、「コーチが求めることなら何でもする。もし、コーチがウイングから積極的に攻めろと言えば、積極的に攻めるだけさ」と言う。

完璧だ。なぜなら、バックスはポイントガードとして積極的な攻めを求めているのだから。

原文: POINT GUARD GIANNIS ANTETOKOUNMPO? by Scott Howard-Cooper
翻訳: 板谷匡記

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